2018年12月19日
2018 夏 気仙沼へ
20180729_31
宮城県は気仙沼へ。
家族で旅行した。
ところどころ二車線になる常磐道を、
時折スピードを上げながら走る。
左前方に線量を示す電光掲示板が目に入った。
帰宅困難区域とそれ以外の地域では、
同じく里山の風景でも様相が異なる。
左側の山の緑と、右側の海の青を脳に刻む。
南相馬で休憩を取り、登米東和から下道を走り、
道の駅林林館でソフトクリームを食べた。
川崎の異常な暑さとは異なる、
深緑の森から吹き降りる湿気の少ない風を浴びる。
谷あいの国道を走り、
森を抜けると懐かしい街並みが目に入る。
気仙沼の街だ。
この地を訪れるのは2011年以来、
再訪を誓って7年ぶり。
ようやく家族と訪れることができた。
旅館に車を置いて散策へ。
早速漁港に繰り出す。
初めての漁港に妻子興奮気味。
波が護岸にぶつかりタポンダボンと低い音に変わる。
その音には自然に慣れていった。
潮風を鼻からいっぱいに吸い込んで、
皆で東北の海を感じた。
夜は旅館での滞在を楽しむ。
・
・いかにも旅館の夕食っぽい夕食は久しぶりだった。
フカヒレがとても美味しかった。
・妻が部屋に戻ってしまったので寂しく手酌を楽しむ。
・ネタで見に行ったマジックショーが意外とツボだった。
子どもたちもマジ楽しんでいた様子。
・海沿いのためか温泉には塩分が混ざり、口に入ると塩辛い。
(浴場はイメージ)
浴場から見える夕日は、あの夏と変わらず美しかった。
テント以外で4人で寝るのは久しぶりだった。
翌朝。
皆で水揚げを見に行った。
マグロはまさしくマグロ状態。
カツオもゴロゴロと水揚げ。
ちなみにカツオは新鮮じゃないと美味しくない。
気仙沼のカツオはうまい。
カツオが苦手な妻恐子もパクパク食べていた。
朝食後、フラフラと観光。
高尾山同様ここでもやはりサブちゃんは偉大。
でも個人的には堀内孝雄のほうが馴染みが深い。
妻恐子の実家に初めて挨拶に行った時に、
場末のスナックで義理のお父さんに愛しき日々を披露したっけ。
旅先なのにそんなことを思い出していた。
午後は予め申し込んでいた
震災の語り部ツアーに参加した。
避難経路の階段、その下で街猫がのんびり寝ていた。
防潮堤については複雑な思いがあるそうだ。
暑い中、汗だくで丁寧に案内してくださった。
ありがとうございました。
気仙沼大島へ船で渡る。
・子供たちは2人とも船は滅多に乗らず。
バタバタ興奮していた。
・ウミネコはかっぱえびせん欲しさにギャーギャーと付いてくる。
コレがなかなか結構楽しかった。
・船内は旅情に溢れているように感じたが、
地元の人にとっては日常。なんか羨ましく感じた。
・海を切り裂くようにフェリーは進む。
波が割れる様をずっと見ていたかった。
夕方は再び漁港を散策。
美しい漁船の灯りを目に焼き付けた。
最後の朝も名残惜しく散歩を。
期待していた霧が出ていた。
みちのく潮風トレイルが街を縦断している。
次は歩いてくるのもアリ。
妻が言った。
「この街に第2の故郷のような愛着が湧いた」と。
私も同様。
多くを求むるものも無い人生だと思っているけれど、
三度この街を訪れカツオを食べるという、
強い欲が湧いている。
ちなみに海の幸もよかったが、
東北の麺もよかった。
1日目
2日目
3日目
結局3日間、昼ごはんは麺づくしだったという。
タグ :気仙沼
Posted by 川崎(仮) at 06:09│Comments(2)
この記事へのコメント
気仙沼、2012年から2016年まで毎年行ってました。
なんか、好きになる街ですよね。
なんか、好きになる街ですよね。
Posted by Blast at 2018年12月19日 17:07
Blastさま
こんばんわ。
コメントありがとうございました。
5年連続はスゴいですね!!
ワタシは仕事やらキャンプにかまけてすごく久しぶりになってしまいましたが、フラフラと行ってきました。
相変わらず何食べても美味しいし、おっしゃる通り街は何かしら引き込まれる魅力があるし、人情味があるし。
いつか大島でキャンプするのも良いなと思いました〜。
こんばんわ。
コメントありがとうございました。
5年連続はスゴいですね!!
ワタシは仕事やらキャンプにかまけてすごく久しぶりになってしまいましたが、フラフラと行ってきました。
相変わらず何食べても美味しいし、おっしゃる通り街は何かしら引き込まれる魅力があるし、人情味があるし。
いつか大島でキャンプするのも良いなと思いました〜。
Posted by 川崎(仮) at 2018年12月20日 00:08